こんにちは!ジャンケンです✊✌️✋

今回は中高の教員免許も取得しているジャンケンが英語の勉強をやり直したい社会人向けに
中学英語を学ぶ必要があるかどうか
について解説していきたいと思います。
なおここで言う「中学英語」と言うのは文科省が定めている指導要領にしたがってお話ししています。
早い話が「公立中学校」でやる英語の授業のことです。
目次
大人のやり直し英語に中学英語は必要ない
結論から言いますと
必要ありません
大きな理由は
中学英語は高校英語の完全下位互換
だからです。
つまり中学校で勉強するところは高校でももう一度細かくやるので既に理論的な思考ができる大人があえてやる必要はないと言うことです。
こちらの記事でも説明しましたが基本的には英語の基礎は
・文法
・発音記号
・語彙
この三つの要素になります
順番に解説してきます
中学校では文法はほとんどやらない
皆さんは中学校の授業を思い出した時、文法の授業をやった記憶があるでしょうか?
実は中学校の英語では高校でやるような関係詞、仮定法等の文法用語はできるだけ使用してはいけないとなっております。
もちろん文法用語は使いませんが様々な文法が使用されている文章は習うので文法は習うと言っても良いのですが、
中学校の授業では理論ではなくできるだけ感覚で教えるように意図されています
よってすでに社会人で英語をやり直したい方が中学校の英語から入ると逆に退屈で遠回りになってしまいます
しかも、中学英語に出てくる文法は高校の英語でもう一度習います。
二度手間を避けるためにも最初から優しい高校英語の文法書でOKです。
現にジャンケンは大学入学時センター英語20点でおそらく中学生よりも英語の能力は低かったですが、
最初から高校生用の入門文法書で勉強し3年後に英検1級取れました
発音記号も深く勉強する中学は少ない
教科書には発音記号は一応出てきますが公立の高校入試に影響するところもそう多くないため深く勉強する中学校は少ないのが現状です
発音記号も高校用のテキストや発音記号専用の参考書で、
最初から全部覚えてしまいましょう。
こちらもわざわざ中学生の範囲に合わせて学ぶ発音記号を選ぶ必要はありません。
語彙もほとんどが文法の勉強中に身につくものばかり
最後に語彙を見ていきましょう。
文科省が定めている中学校3年間で習わなければならない語彙数は
1200語程度
となっています。
これにはI,heなどの人称代名詞やcat,cookなどの超基本単語も入っているので実際の覚えるべき単語数は半分以下になると予想されます。
そして残りのまだ知らない、もしくは忘れていて覚えなければならない単語は
高校入門用のテキストで文法の勉強をしていくうちに勝手に覚えます
なぜなら中学校で習う単語はどれも超超頻出のものばかりなので、テキストの例文に何度も出てくるからです。
試しに手元にある「Sunshine 3」と言う中学3年生の教科書を見てみると
yourself, met, street, rich, share, greedy
と言う単語が掲載されています。(p67)
このレベルはバンバン例文に出てくるのでいやでも意味は覚えます。
もしどうしてもいつまでたっても覚えられないと言う人がいるなら中学生用の教科書や単語帳で勉強しても良いでしょう。
中学校で英語をあまり習わないのはなぜか
最後になぜあまり中学校では英語を深く学ばないのでしょうか?
もちろん中学生の能力に合わせている側面もありますが、一番の理由は
「スキーマ形成」
と言うのを意識しているからです
スキーマ形成とは知識を仕入れることです
中学校の英語の教科書には海外の話や日本の歴史に関する話がたくさん出てきたのを覚えていますか?
正直英語だけやるなら市販の参考書のように英語に関する情報だけ載せれば良いのです。
教科書がそうせずにニュージーランドの友達に手紙を書いたり海外からの転校生に日本の文化を教えているのはこのスキーマ形成を意識しているからなのです。
これは素晴らしいことで言語というのはその国の文化や歴史、イデオロギーなど様々な要素の上に成り立っています。
これらの知識が言語を作っていると言っても過言ではありません。
(詳しくは
ですので中学校では英語そのものよりこれらの知識を重視しているのです。
しかし、英語の勉強をやり直したい大人の方々はこのような知識は既にあるし、自分で調べることもできるはずです。
まずは英語に集中するためにも英語そのものから勉強しましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は中学英語の是非について解説しました。
勉強をやり直したい方は是非実践してみてください!
それではまたっ!
See you soon✊✌️✋