こんにちは!ジャンケンです!
私は現在(2020年)地方の大学に通う大学4年生です!
現在英検1級、TOEIC905、IELTS7.0(英検とTOEICは大学3年時に取得IELTSは4年時取得)などの英語の資格を持っております。
しかし、最初から英語ができたわけではありません。それどころか大学入学時受けたセンター英語はなんと20点でした!
そんな私が3、4年でこれらの資格を手にするだけの英語力を身につけることができたのかこのブログで紹介したいと思います!

Twitter https://twitter.com/EnglishJeanken
今回は日本で圧倒的人気を誇っている資格「英検」の最難関、1級の二次試験にスポットを当て、その対策を書いていきたいと思います!
英検1級の二次ってどんな試験?
そもそも英検1級の二次試験ってどういう試験なのでしょうか?
そこにたどり着くためにはまず難関である一次試験を突破しないといけないのでその内容を知っている人は少ないのではないでしょうか?
まずは敵を知るところから始めましょう!
英検1級は二つのパートで構成される
まず一つ目はこの試験のメインパートであるとも言われているスピーチです。
まず5つのトピックカードが渡されます。そしてその中から一つ選び2分間のスピーチをしなければなりません。考える時間は1分で、メモは取れません。
以下私が再現して作ってみたトピックの例です。公式サイトにもサンプル問題が載っているので参考にしてください。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/solutions.html
Should Japan accept many immigrants from other countries?
(日本は他国からの移民を受け入れるべきか?)
Do you think solar power will be the replacement of the energy of the future?
(太陽光発電は未来の電力源になりうるか?)
Agree or disagree : Social class is still relevant in today’s world.
(賛成か反対か 社会的地位はいまだに重要である)
上記の通りトピックは社会的に物議を醸す問題です。一次の英作文と似たような問題と考えて良いかもしれません。
二分間のスピーチが終わった後は二つ目の面接官からの質問が待っています。
質問数は大体3つか4つほどで、自分が話した内容に関して質問してきます。
これで二次試験は終わりです。
試験時間は10分ちょっとぐらいですがその内容の濃さが分かったのではないでしょうか?
具体的な対策法
では早速具体的な対策を見ていきましょう!
この試験のメインはなんと言っても2分間のスピーチです。
5つのトピックから一つ自分の好きなものを選べる上に、出される分野は大体決まっているのでそれをまず対策本などで頭に入れましょう!
頻出トピック一覧
・経済
・医療
・国際問題(アメリカ,中国)
・教育
・IT
・科学
・戦争
ここら辺のトピックは頻出なので普段から情報を集めておきましょう!
おすすめ教材一覧
ここでは実際に私が使用したスピーチ対策で使った教材を紹介します!
英検1級英作文完全制覇

名前の通り英作文用の本だが、先ほども述べた通り英検1級の英作文の問題と二次試験のトピックの内容は類似してますのでこの本でも問題はありません。
この本の何が良いかというと30問という問題数や200のコンテンツブロック(英作文の一段落分のアイデア)という収録数もそうだが、何より英文が優しく覚えやすい。これは英検1級という試験の対策本の中では革新的で、難解な表現や堅苦しい英語の模範解答が並んでいる他の対策本とは明らかに学習者への配慮がみられる。簡単と言っても決して低いレベルではなく、論理的で十分英検一級に通用する。(現にこの内容を参考にして書いた本番の英作文では8割近く、二次試験でも先ほど述べた通り31点とこちらも8割近くの点数を取れた。)
使い方としてはトピックに対して賛成と反対の二つの模範解答があるので自分の意見と近い方を選んで音読やシャドーイングしよう。場合によっては自分の意見を足したり、自分オリジナルの解答を作っても良い。本番では5つの中から自分の好きなトピックを選ぶことができるので、この本の30問分のトピックと解答を頭に入れれば本番でも相当な割合で対応できるだろう。
「英検1級面接大特訓」

英語界隈では有名な英語の超人こと上田一三(通称イッチー)が書いた本。二次試験に絞った珍しい本で頻出のトピックがこちらも掲載されている。
欠点は英語の超人が書いた文章ということもあって少し難易度が高め。またトピックによっては賛成か反対どちらかの意見しか載っていなく、自分の意見によっては1から作らないといけない。
それでもクオリティは申し分ないのでこちらも音読して頭に入れよう。
アイデアの要点が載っており短時間で復習できる付録のフラッシュカードにもとても助けられた。英検1級英作文完全制覇を覚えて余裕があるならこちらの本に取り組むのがおすすめ。
最後に必需品なのがズバリ
「英検1級過去問 全問題集」

やはり実際に出た問題で最後は対策するのが一番
上記の参考書でアイデアをインプットしたら過去問で本番形式でスピーチを作ってみよう。そのあとネットで集めた情報や上記の書籍を利用して自分の解答を作ってみよう。
おすすめなのが一年おきに過去問を買うやり方(2020年と2018年など)。こうすることで被りなく12回×2(A日程とB日程)で24回分の二次の問題が見れる。2年分連続で買うと3×2回分の問題が被ってしまうので注意。
おすすめのスピーチ構成
スピーチは
I agree(disagree) with the idea. I have several reasons to support that opinion.
↓
2つのボディ(段落)
↓
For these reasons I mentioned, I totally agree(disagree) with the idea that ~(トピックをパラフレーズ). Thank you for listening.
がおすすめ。
これ以上イントロの内容を増やしたり、ボディを増やすと時間切れになる可能性が高まります!
時間切れになると試験管によっては途中でも終わらせてくるので、話す内容に詰まったりすることを考えると余裕を持った時間配分を意識しましょう。
ジャンケンはこの構成でスピーチは8割得点することができました。
おすすめのスピーチ勉強法
ここでは私が実際に行ったスピーチ対策を紹介してみます。
まず先ほど紹介した、「英検1級英作文完全制覇」と「面接大特訓」に掲載されているスピーチを音読して頭に入れます。
どちらもやる余裕がない人は「英検1級英作文完全制覇」だけでも構いません。
ここでのポイントはスピーチを丸暗記することではありません。
何度も音読することでスピーチの型やアイデアが体に染みつき本番で想定外のトピックが出ても対応することができるのです。
ある程度頭に入ったら過去問で実際に自分で時間を測って練習してみましょう!
その問題をもとにネット等で情報を集めて自分なりのスピーチを作って練習を繰り返せば、スピーチパートはもう怖くありません!
情報集めにおすすめの教材
英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現

こちらも面接大特訓と同じイッチーの本。中身も似ている部分もあるが情報収集におすすめのサイトやデータなどたくさんの情報が詰まっており、普通に英検という資格の枠を超えて勉強になる本。自分の解答を作る際に活用しよう。
Japan times Alpha

https://alpha.japantimes.co.jp/
トピックは日本に関連した話題が出ることを踏まえると、必然的に日本の事柄を英語で学べるものが良いという結論が出てくる。Japan Times AlphaはJapan Timesが日本の英語学習者向けに発行している英字新聞。日本のニュースが英語で書かれており親しみやすい一方で記事の和訳や使われているワードのリスト、記事の音声など初心者に嬉しい要素も盛り沢山。日頃から読んで知識を身につけておくにはうってつけ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は英検1級二次試験のスピーチパートに焦点を当て対策を紹介しました。
また次の記事では最後の難関質疑応答対策をシェアしますのでそちらもどうぞ!
それではまた!
See you soon!
英検二次質疑応答対策はこちら